「情報発信」のツールとしての活用、より多くのお客様と密なコニュニケーションを

  • 業態:アパレル
  • 客単価:8,000円 ~ 9,000円
  • 所在地:(全国14店舗にてdodoを導入)
  • DoCLASSE the Store ディストリビューター、松原 克洋さん
  • DoCLASSE the Store スーパーバイザー、西田 有希さん

導入の決め手はどのような所でしたか?

「情報発信」のためのツールとして、より簡単に各店舗から直接お客様にリーチできるようになれば、というのが最大の決め手でした。各店舗でのイベントやフェアは毎月何かしら行っていますので、店舗独自にお客様へ向けてお知らせを送って、集客をしていきたいと思い導入が決まりました。
これまではどのような販促活動や集客を行っていらっしゃいましたか?

一番効果が大きいのは新聞広告です。あとお店によっては、「ポイント2倍」、「10%OFF」といった内容のDMを出したり。元々、通販が事業のスタートですので、店舗で顧客登録していただいたお客様にもカタログを送らせてもらっています。
情報発信のコストダウンに期待されている部分もあったのでしょうか?

そうですね。紙媒体やチラシは1回で何万円単位の費用がかかっています。dodo pointのショートメッセージというチャネルは、ざっくりと見積もってもコストが1/10程度になる。これまでよりも費用対効果が高いという部分に期待して導入を決めました。DMやチラシと比較しコストが安いうえに、細かく作り込む必要がないので、2週間に1回くらいのペースで気軽に情報を発信できるようになりました。

以前からメルマガの配信は行っていましたか?

メルマガは、通販サイトの顧客を対象として、オンライン購入者にイベントを通じて実店舗に来店してもらうという狙いで配信していましたが、正直なところあまり効果がありませんでした。今後は、dodoのショートメッセージを使って実店舗 → オンラインという、今までとは逆の流れの集客に力を入れていきたいと考えています。
なるほど。複数のチャネルや顧客グループをどう組み合わせていくのか、という所が重要になってきそうですね。店頭でのdodo point登録のお声がけはどのように行っていらっしゃいますか?
通常のポイント勧誘にプラスして「お得なお知らせが届きますよ」というご案内でdodo pointに登録をしてもらっています。
さらに、現場でのオペレーション負荷の軽減という観点でいうと、お客様からメールアドレスを取得したり、LINEなどをフォローしてもらったり、あとは住所をいただいたりするのにそれなりの労力がスタッフにかかってくるのですが、携帯番号であれば、案内も簡単ですし、案内~登録までのスピード感も増したような気がします。ですので、現場で情報取得のための時間が短縮できたという意味においては、コストダウンにもつながっていると思います。当然、お客様にとっても、メールアドレスや住所を入力するより簡単ですよね。
「情報発信」のためにお客様と「つながる」というイメージですね。具体的にはどのような内容のショートメッセージを配信していらっしゃいますか?また、効果はいかがでしょう?

例えば「シルバーウィークフェア」や「Thank you DM」だったり、「10周年フェアのイベント」では8,000円以上のお買い上げでノベルティプレゼント、といった内容を配信しています。客単価でいうと、通常平均より2,000円くらい高いお客様が、配信したお知らせをきっかけに戻ってきてくれています。特典の利用率も時間と共にだんだん良くなってきているので、これからも上がっていくのでは、と期待しています。配信内容と店舗の地域性などの組み合わせによって、効果の高い店舗とそうでない店舗と違いが出てくることも分かってきました。気軽に配信ができるからこそ、コストの中で様々な施策を試しながら、お客様と密なコニュニケーションを取っていきたいと考えています。目先としては、付近でのお客様の交通量が少ない路面店などでは、効果的な集客ツールとして活用していきたいと思います。
貴重なお話、ありがとうございました!